嗚呼、我が青春のサニーデイサービス

音楽

たまには好きな音楽について書いてみる。

特定の音楽というものは、それをよく聞いていた当時の記憶を封じ込めておくタイムカプセルのようなものとなる。

私が好きな音楽は色々あるけれど、私にとってのそのような音楽の代表は恐らくサニーデイサービスだ。

サニーデイサービスという言葉を聞くだけで大学生時代の色んな思い出が頭に蘇ってくる。

それだけ彼らの音楽を当時は良く聞いていた。

特に初期はリズム隊と曽我部との力量の差が目立ってしまっていたが、そんなバックでもそこに曽我部恵一の甘い歌声が乗っかると、古くて新しいフルカラーの夢のような音楽世界へと私を連れて行ってくれたのだ。

大学時代はバンドサークルに所属しておりバンドをやっていたので、当然コピーもした。(東京とかサマーソルジャーとか)

ライヴにも行って一緒に歌った。

当時の恋人も彼らの音楽が好きだった。

どんどん思い出が溢れてくる!いつまでも書けそう・・・

「24時」というアルバムが1998年7月15日に発売された時、恐らく発売日当日にタワレコで買った記憶がある。

個人的な思い入れも含めて、これが彼らのベストアルバムだと思う。

その夏のサークルの夏合宿(長野のスキー場のペンションをサークルで貸し切り、2泊だか3泊してグダグダと好きな音楽を奏でたり麻雀したり漫画を読んだりニンテンドー64をやったりする素敵な行事です)で組んだバンドで、「月光荘」をコピーしたあの時の空気を今もありありと思い出す。

アルバム「24時」はあの夏そのものだったと言ってもいいくらいだ。

とここまで書いてみて、やっぱり「東京」もいいし、「愛と笑いの夜」のサマーソルジャーは名曲だし、それならあれだってこれだって・・・となってきてしまった。

ちょっと思い出バイアスがかかっているのは否めないけれども、いい音楽は時を超える。曽我部恵一は当代屈指のメロディーメイカーだ。

間違いなく今どきの音では無いが、メロウな曲が好きな方は一度聴いてみることをお勧めする。

ちなみに最近の彼らの動向は追っていません。

丸山君の訃報にはショックを受けましたが・・・。同年代だけに余計にショックでした。

ともあれ、私の青春に彩を与えてくれたサニーデイサービスに感謝しかないです。

また聴き直そう。

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