働くということ

仕事

うちの両親は自営業を営んでおり、朝早くから夜遅くまで一生懸命働いていました。

3兄弟の末っ子だった私は、家業を継ぐという選択肢は与えられず、少しばかり勉強ができたことが原因で、幼いころから「お前は良い大学へ行って良い会社へ入るか公務員になれば幸せに暮らせるんだよ。だからもっと勉強しなさい」と呪いをかけられ続けました。

私は両親の期待に応えるべく良い大学に入ろうと勉強しました。

(正確に言えば、高校現役時代はバンド活動に精を出したお陰で落ちこぼれて浪人していますが)

ただ大学に進学して親元を離れた後、呪いの言葉から解放された私は学業をおろそかにし、社会人になる前のモラトリアムを謳歌するダメダメな日々を過ごすようになりました。

こうして社会に出ても大して役に立たない人間が生み出されたわけです。

卒業後は万年赤字のメーカーに勤務し、低い給与で何とか生き延びていました。

「あれ?これ〇んだほうがマシじゃね?」って真剣に思う程人生に希望を見いだせなかった時もありましたが、今の妻と出会ってから生きることに前向きになれました。

でも給与は相変わらず低かったので、労働意欲は全く上がりませんでした。

32歳になり、ようやく転職を決意しました。

転職のいきさつはまた別に綴るとして、無事転職を果たした後感じたことは、

「人生その気になれば何でもできるんだな」

ということでした。

大事なのは行動を起こすことだったんですね。

今の私もまさに行動を起こし、現状を変えようとしています。

この先に明るい未来が待っていると信じて。

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